大邱から雲門寺2 韓国
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大邱から雲門寺2  韓国
金堂前の石燈は宝物指定されています。
毘盧殿前に並んだ2基の石燈は、古い写真を見るとお互いの火袋以上が入れ替わっていましたが、元に戻っています。

毘盧殿前左側の石燈は、金堂前石燈と様式、規模
がほとんど同じで
時代も同じだと思います。

それぞれの石燈の元の位置は判っていないようですが
毘盧殿は、今の大雄寶殿が建つまでは、以前の大雄寶殿で
その前に、統一新羅時代の三層石塔が2基有り、石塔2基それぞれの前に石燈が2基あったのかもしれません。

雲門寺のホームページによると1935年頃の写真の鵲鴨殿前に
石燈1基写っていたとあり、鵲鴨殿前1基、毘盧殿前1基建っていたのかもしれません。

様式、規模、時代も同じ2基の石燈があるお寺も珍しいです。

雲門寺金堂前石燈

宝物指定
雲門寺金堂前石燈立札
雲門寺金堂前石燈
高さ258cm 8角 花崗岩 統一新羅時代

特徴は、基礎、中台の蓮弁と笠

雲門寺金堂前石燈基礎

反花の蓮弁の中の柏の葉の様な装飾

雲門寺金堂前石燈中台

基礎と同様の蓮弁の中の文様

雲門寺金堂前石燈笠

下部に2段の受け
上部に反花

毘盧殿前石燈2基

新旧石燈が並んでいる
毘盧殿前石燈 左側
高さ270cm 8角 花崗岩 統一新羅時代

金堂前石燈と同じ特徴
毘盧殿前左側石燈基礎

反花の蓮弁の中の文様

            
毘盧殿前左側石燈中台

基礎と同様の蓮弁の中の文様

毘盧殿前左側石燈笠

下部に2段の受け
上部に反花

毘盧殿前石燈 右側
高さ270cm 8角 花崗岩 現代

新しい石燈だが、大変良く出来ている
毘盧殿前石塔2基
こちらの石塔も規模、様式がほとんど同じ
基礎に八部衆像
雲門寺三層石塔東塔 右側
高さ5.4m 花崗岩 統一新羅時代 
雲門寺三層石塔西塔 左側
高さ5.4m 花崗岩 統一新羅時代
ハヤンチブ
昼食は、雲門寺停車所に戻り近くの食堂へ
ナマズ鍋(小)
クセもなく見た目ほど辛くない
嶺南大学博物館

13:50 雲門寺発のバスに乗り
15:00 慶山市外バスターミナル着
ターミナルからタクシーで5分嶺南大学へ

ここも、博物館前に石造物がある

石塔材
嶺南大学博物館前庭
石燈中台
幅57cm 花崗岩 高麗時代?

石仏の足と台石
地下鉄嶺南大駅
博物館すぐの嶺南大駅は、地下鉄2号線の終点
半月堂駅で地下鉄1号線に乗り換えて大邱駅に
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