約1,500年前の都飛鳥を石造物を中心に自転車で巡ってみました。
まだ、謎が多く解明されていない物がほとんどですが
仏教伝来に伴い、多くの渡来人によって石造技術や知識が
もたらされ、飛鳥から発達していったと思われます。
まずは、石舞台向かいの貸し自転車屋さんから出発です。 |
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『石舞台』
花崗岩
総重量約2,300t、一番の巨岩、天井石だけで77t |
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『石舞台内部』
絶妙なバランス
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『石舞台入口』
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『石舞台立札』
作りかたは理解できるが、人力だけで運び、据付たのだから
どれだけの労力、人数? |
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『伝板蓋宮(いたぶきのみや)跡』
大化の改新の舞台
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『亀形石造物』
小判型の石造物から流れた水が、亀の頭を通り尻尾へ出て行く |
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『酒船石(さかふねいし)』
花崗岩 |
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『飛鳥大仏』 飛鳥寺(安居院)
日本最古の仏像
寺の方が説明してくれ、間近で見られ、写真撮影OK
国宝じゃないの? |
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『蘇我入鹿の首塚』
五輪塔、花崗岩、室町時代
飛鳥板蓋宮の大極殿で討ち取られた入鹿の首を埋めたとか
入鹿の供養塔ともいわれる |
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『須弥山石(しゅみせんせき)』 飛鳥資料館
庭園用噴水施設?
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『石人像』 飛鳥資料館
これも、古代の噴水施設 |
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『鬼の雪隠(せっちん)』
花崗岩
古墳の石室の一部? |
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『鬼の俎(まないた)』
花崗岩
鬼の雪隠とともに古墳の石材 |
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『亀石』
花崗岩
可愛らしい |
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『川原寺(かわらでら)跡の礎石』
花崗岩
伽藍の礎石がゴロゴロ沢山、ひとつ位欲しい
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『二面石』 橘寺
石の左右に顔が彫られていて、右側が善相 |
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『二面石』 橘寺
左側が悪相
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『マラ石』
花崗岩
古代性器信仰? |
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『飛鳥川の飛石』
花崗岩 |
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『竜福寺層塔』
凝灰岩、奈良時代後期
在銘(天平勝宝3年、西暦751年)石材層塔の中で最古
これだけ花崗岩の加工技術が有りながら、なんで凝灰岩 |
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川原寺跡から橘寺をみる
楽しみにしていた橘寺の石燈籠(南北長時代)は
聖倉殿(収蔵庫)に展示され写真撮影は、許可されませんでした。
残念です。
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『酒船遺跡跡』
飛鳥は本当に石の都でした。石舞台などの巨石あり、亀石や石人などの可愛らしくユーモアのある石造物もあり、田園風景とマッチしてとても癒されました。巨石は、大きすぎる為、後の時代に再利用されずに残ったのではないでしょうか。
花崗岩の加工技術は渡来系の人達の技術で後の時代にすぐに伝承されなかったのでしょうか?
謎だらけの飛鳥路でした。 |
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