石燈籠をたずねて 滋賀県東近江市の石燈籠  千葉市の植木屋『千葉水石』
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賀県の石燈籠 東近江市
旅行や勉強?に行った先で、古い燈籠や水鉢、石像などを集めて
みました。でも、ただ古けりゃ良いってもんでもありません。
やっぱり、姿、形が良く、品のある物がイイですね。
高さは目測、石質は推察です。アシカラズ。


滋賀県 東近江市編です。

滋賀県は、南北朝時代以前の石燈籠の数では
日本一ではないでしょうか。
名品もかなりあります。ただ、盗難や行方知れずの物もあり
地震などで石が壊れて後補された物、寄せ集められた物
残った部材のままで放置されている物などまちまちです。
記録の為にそういう燈籠もUPしていきます。
中には、オヤッと思う物もあるかも知れません。
石燈籠の各部名称
東近江市
高木神社石燈籠  (たかぎじんじゃ)
時代 鎌倉時代     正和4 1315年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 高木神社 本殿前右側  東近江市蒲生岡本町709  
備考 装飾豊か、竿少し細い
蕨手に孔
完存、火袋補修あり
             
高木神社石燈籠中台 
時代 鎌倉時代     正和4 1315年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 高木神社 本殿前右側  東近江市蒲生岡本町709  
備考 中台側面の一面(正面)だけに一茎蓮と三茎蓮の飾り
             
和田神社石燈籠  (わだじんじゃ)
時代 鎌倉時代   文保 1317〜9年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 法森寺 本堂前  東近江市平林608  
備考 以前和田神社にあり
中台が珍しく円形、蕨手に孔
             
涌泉寺石燈籠 (ゆうせんじ)
時代 鎌倉時代    嘉暦元 1326年 石質 花崗岩
寸法 高5.7尺    形状 6角
所在 涌泉寺 本堂前  東近江市鋳物師1425    
備考 火袋以上後補
             
旧白鳥神社石燈籠  (きゅうしらとりじんじゃ)
時代 鎌倉時代    正慶元 1332年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 高木会議所 前庭  東近江市高木町1193   
備考 以前旧永源寺町白鳥神社にあり
あちこち移転し今は、高木会議所前

完存
             
春日神社石燈籠部材 (かすがじんじゃ)
時代 鎌倉時代  石質 花崗岩
寸法 高3尺    形状 6角
所在 春日神社 本殿右側  東近江市妹町591  
備考 中台、火袋なし
完存ならば7尺燈籠
ホゾが太い
             
弘誓寺石燈籠 (ぐぜいじ)
時代 鎌倉時代     石質 花崗岩
寸法 高5.3尺    形状 6角
所在 弘誓寺 本堂裏  東近江市躰光寺町990    
備考 火袋、笠のみ旧物
笠に造り付けの請花
             
願生寺石燈籠  (がんじょうじ)
時代 鎌倉時代      石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 願生寺 観音堂への階段左側  東近江市川合町950  
備考 完存
胴の張った竿
ぼってりとした笠と中台
             

菅原神社石燈籠  

時代 南北朝時代   建武5 1338年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 菅原神社 本殿左手  東近江市愛東外町610  
備考 基礎、竿旧物
竿珍しく6角
銘文は竿の六面に一行ずつ刻んであるというがよく判らず
             
竹田神社石燈籠 (たけだじんじゃ)
時代 南北朝時代   康永3 1344年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 竹田神社 本殿右側  東近江市鋳物師1020   
備考 笠大破、宝珠後補
火袋以下なかなかのプロポーション
             
望湖神社石燈籠 (ぼうこじんじゃ) 
時代 南北朝時代     石質 花崗岩
寸法 高7.8尺    形状 6角
所在 望湖神社 本殿左脇  東近江市伊庭町34    
備考 宝珠後補?
なかなか良い
             
雨神社石燈籠 (あめじんじゃ)(八幡神社御旅所) 
時代 南北朝時代  石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 雨神社 本殿前  東近江市市子殿258  
備考 火袋が後補に思えるが・・・
             

神明宮石燈籠 (しんめいぐう)  

時代 南北朝時代  石質 花崗岩
寸法 高6.3尺    形状 6角
所在 神明宮 本殿左手  東近江市鈴町52
備考 宝珠、火袋後補
なかなか整った姿
             

八幡神社石燈籠   

時代 南北朝時代  石質 花崗岩
寸法 高6尺    形状 6角
所在 八幡神社 本殿前左手  東近江市外原町55
備考 笠、火袋、竿、基礎旧物
             

高原神社石燈籠  

時代 室町時代      石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 高原神社 本殿前左手  東近江市鈴町485  
備考 宝珠後補
全体にどっしり
             

田中神社石燈籠   

時代 室町時代  石質 花崗岩
寸法 高6尺    形状 6角
所在 田中神社 本殿前右手  東近江市合戸町39
備考 中台、竿、基礎旧物
基礎側面に一面だけ蓮華文様
             

日吉神社石燈籠   

時代 鎌倉時代    正和3 1314年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 日吉神社   東近江市上平木町1999
備考 探してもどこにもなく、問い合わせたところ盗難とのこと
福地謙四郎著『日本の石燈籠』に写真が掲載されている
宝珠後補、飾り気なくシンプルなデザイン
             

石塔寺三重   

時代 奈良時代     石質 花崗岩
寸法 高25尺    形状
所在 石塔寺 階段上  東近江市石塔町860
備考 日本最古の石塔と言われている
朝鮮百済由来、渡来人の造立か? 花崗岩の産地も分からず
ナゾの多い石塔
ただ、見ててとても美しい石塔
             
旧八日市市
羽田神社石燈籠  (はねだじんじゃ)
時代 鎌倉時代    正応元 1288年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 羽田神社 本殿右手  東近江市上羽田町2257  
備考 竿以下旧物
             
河桁御河辺神社石燈籠  (かわけたみかわべじんじゃ)
時代 鎌倉時代     延慶4 1311年 石質 花崗岩
寸法 高7.5尺    形状 6角
所在 河桁御河辺神社 本殿右側  東近江市神田町379  
備考 完存、蕨手に孔、近づけず
火袋保護のため枠がはめられていて
フェイスガードの様で大変惜しい
             
剱神社石燈籠 (つるぎじんじゃ)  
時代 鎌倉時代    元応元 1319年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 剱神社 入って左手  東近江市下羽田町705-1  
備考 基礎のみ旧物ということで見学に行ったが
火袋、宝珠が後補で他は、旧く思えるが
             
長緒神社石燈籠  (ながおじんじゃ)
時代 鎌倉時代     嘉暦3 1328年 石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 長尾神社 本殿前右側  東近江市蛇溝町229  
備考 宝珠後補
装飾少なく、とてもシンプル
             
玉緒神社石燈籠  (たまおじんじゃ)
時代 鎌倉時代  石質 花崗岩
寸法 高6尺    形状 6角
所在 玉緒神社 本殿左手  東近江市柴原南町1002  
備考 完存
             
日吉神社石燈籠  (ひよしじんじゃ)
時代 鎌倉時代  石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 日吉神社 薬師堂前   東近江市今崎町296  
備考 中台以下旧物
             
八幡神社石燈籠  (はちまんじんじゃ)
時代 鎌倉時代     石質 花崗岩
寸法 高6.5尺    形状 6角
所在 旧八幡神社 旧本殿跡前  東近江市中羽田町169   
備考 宝珠、中台後補
雪野山歴史公園駐車場から山道を歩いて30分
             
成願寺石燈籠  (じょうがんじ)
時代 鎌倉時代     石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 8角
所在 成願寺 本堂左手  東近江市小脇町828-1   
備考 太郎坊宮参道途中にあるお寺
宝珠以外すべて8角、細長い
             
三所神社石燈籠  (さんしょじんじゃ)
時代 南北朝時代    建武4 1337年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 8角
所在 三所神社 本殿右手  東近江市市辺町1081   
備考 中台は、側面造らず円形に近い
火袋は4面火口、4面四天王像
完存
             
剱神社基礎 (つるぎじんじゃ)  
時代 室町時代     石質 花崗岩
寸法    形状
所在 剱神社 拝殿右側  東近江市下羽田町705-1  
備考 層塔の基礎に
埋まっていてよく判らず
             
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