旅行や勉強?に行った先で、古い燈籠や水鉢、石像などを集めて
みました。でも、ただ古けりゃ良いってもんでもありません。
やっぱり、姿、形が良く、品のある物がイイですね。
高さは目測、石質は推察です。アシカラズ。
韓国 慶尚北道 慶州市郊外の石造品です。
日本には、平安時代以前の燈籠が不完全のがいくつかしか
残っていません。仏教と共に渡来して来た石燈籠のルーツに
興味を覚えました。
参考までに
三国時代 ( 〜飛鳥時代終わり)
統一新羅時代(飛鳥時代終わり〜平安時代初め)約350年間
高麗時代 (平安時代初め〜室町時代中ごろ)約450年間
李朝時代 (室町時代中ごろ〜明治初め) 約500年間
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石燈籠の各部名称 |
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仏国寺大雄殿前石燈 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高10尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
仏国寺 大雄殿前 |
備考 |
シンプルで好ましい
新羅石燈籠の基本形
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仏国寺極楽殿前石燈 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
仏国寺 極楽殿前 |
備考 |
火袋、中台後補、1925年竿補修
大雄殿前の石燈をひと回り小さくした感じ
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仏国寺石燈部材基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅3尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
仏国寺 羅漢殿脇トイレ前 |
備考 |
観音殿前の石燈基礎
羅漢殿脇トイレ前に他の石造物と共に展示
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仏国寺幢竿支柱東西2基 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高12尺 |
形状 |
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所在 |
仏国寺 蓮華橋・七宝橋前広場 |
備考 |
写真左側が東幢竿支柱
右側が西幢竿支柱
1924年(大正13)に付近に倒れてあったものを修建
元来、2基並んだものとは、思われない
後の時代に掛仏を掲げるために2基並べたものか
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仏国寺幢竿支柱東側 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高12尺 |
形状 |
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所在 |
仏国寺 蓮華橋・七宝橋前広場 |
備考 |
縁取りの彫刻、中央1段の落とし込み
三郎寺址幢竿支柱に似ている
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仏国寺幢竿支柱西側 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高12尺 |
形状 |
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所在 |
仏国寺 蓮華橋・七宝橋前広場 |
備考 |
左右で形が違う
後代に組み合わせ
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仏国寺石槽 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅4尺 長9尺 高2尺 |
形状 |
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所在 |
仏国寺 博物館前 |
備考 |
内部の底に蓮華文様
角が丸みを帯びている
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石窟庵前石燈部材基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅3.5尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
石窟庵前 |
備考 |
8角石燈の基礎
どんな美しい石燈が立っていたのだろうか
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石窟庵寿光殿前石燈 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高12尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
石窟庵寿光殿前 |
備考 |
基礎のみ旧物
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石窟庵寿光殿前石燈基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅3.5尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
石窟庵寿光殿前 |
備考 |
8角石燈の基礎
側面に格狭間
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二楽堂石燈部材中台、基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅2.7尺(中台) 3.5尺(基礎) |
形状 |
8角 |
所在 |
二楽堂(書出池)中庭 慶州市 南山洞 973 |
備考 |
8角石燈の中台と基礎
基壇側面に格狭間
近くの寺址から移築か?
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南山洞石燈部材基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅3尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
南山洞三層石塔脇 慶州市 南山洞 227-3 |
備考 |
8角石燈の基礎
東西石塔の間に
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聖徳王陵 亀趺 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅9尺*10尺 高3尺 |
形状 |
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所在 |
聖徳王(在位702〜736)陵 慶州市 朝陽洞 山8 |
備考 |
王陵の南側少し離れた所に、首はなし
王陵の周りに石獅子や文人石がある
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栢栗寺石燈部材基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅2.3尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
栢栗寺大雄殿脇 慶州市 東川洞 406-1 |
備考 |
8角石燈の基礎
基壇側面に格狭間
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玉山書院石燈部材中台下 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高4.2尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
玉山書院求仁堂前 慶州市 安康邑 玉山里 7 |
備考 |
基礎埋まっている
十三層石塔がある浄恵寺址の物か?
朝鮮時代に庭燎台(庭の照明器具)に再利用
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興徳王陵 亀趺 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅10尺*12尺 高5尺 |
形状 |
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所在 |
興徳王(在位826〜836)陵 慶州市 安康邑 六通里 山42 |
備考 |
王陵の周りの護石に十二支像、四隅に石獅子
前に文人、武人石が立っている
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安渓里 石造釈迦如来坐像 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8尺 |
形状 |
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所在 |
安渓寺址 慶州市 江東面 安渓里 山8-4 |
備考 |
安渓寺という銘文が入った瓦を発見後復元
側面に獅子が刻まれた長方形の台石や石燈の笠などが
発掘され置かれている
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甘山寺址石燈部材基礎 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅3尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
甘山寺 慶州市 外東邑 掛陵里 6-2 |
備考 |
石燈基礎は大寂光殿前に、三層石塔は大寂光殿裏手に
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遠願寺址石燈部材中台下 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高6尺 基礎幅3.3尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
遠願寺址 慶州市 外東邑 毛火里8-1 |
備考 |
東西三層石塔の間に
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遠願寺址石燈部材中台 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
幅2.7尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
遠願寺址 慶州市 外東邑 毛火里8-1 |
備考 |
珍しい蓮弁
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ジャンハン里寺址台座 |
時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高4尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
ジャンハン里寺址 慶州市 文武大王面 ジャンハン里 1083 |
備考 |
国立慶州博物館にあるジャンハン里石仏立像の台座
上下2段、別石
下側の台石は、8角、側面に石獣や神将像が彫ってある
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