旅行や勉強?に行った先で、古い燈籠や水鉢、石像などを集めて
みました。でも、ただ古けりゃ良いってもんでもありません。
やっぱり、姿、形が良く、品のある物がイイですね。
高さは目測、石質は推察です。アシカラズ。
韓国 慶尚南道、釜山市の石造品です。
日本には、平安時代以前の燈籠が不完全のがいくつかしか
残っていません。仏教と共に渡来して来た石燈籠のルーツに
興味を覚えました。
参考までに
三国時代 ( 〜飛鳥時代終わり)
統一新羅時代(飛鳥時代終わり〜平安時代初め)約350年間
高麗時代 (平安時代初め〜室町時代中ごろ)約450年間
李朝時代 (室町時代中ごろ〜明治初め) 約500年間
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石燈籠の各部名称 |
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陜川郡 |
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陜川伯岩里石燈
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8.5尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
慶尚南道 陜川郡 大陽面 伯岩里102 |
備考 |
宝珠なし、火袋4面に四天王像
中台と基礎の蓮弁の中に花の文様
笠に隅飾りのあとあり、装飾多い
以前は本当に、ここに寺が在ったのかと疑いたくなるような
田んぼの中に大同寺址石造如来坐像と並んで保存
状態もよく、千年以上もよく遺っていたものだ
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陜川大同寺址石造如来坐像
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高7尺 |
形状 |
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所在 |
慶尚南道 陜川郡 大陽面 伯岩里102 |
備考 |
8角の台座、側面に神将像
全体に摩耗しており、特に顔の部分が激しい
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霊岩寺址双獅子石燈
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
霊岩寺址 慶尚南道 陜川郡 佳会面 屯内里 1659 |
備考 |
宝珠なし
双獅子石燈について |
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霊岩寺址迦陵頻伽像(かりょうびんがぞう)
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
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形状 |
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所在 |
霊岩寺址 慶尚南道 陜川郡 佳会面 屯内里 1659 |
備考 |
迦陵頻伽とは、仏教で説かれる想像上の生物
上半身が翼を持つ菩薩、下半身が鳥
双獅子石燈の奥に金堂址あり
基壇と四方に階段が残っている
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霊岩寺址石燈基礎
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
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形状 |
8角 |
所在 |
霊岩寺址 西金堂址 慶尚南道 陜川郡 佳会面 屯内里 1659 |
備考 |
双獅子石燈のある場所から少し上った所に西金堂址あり
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霊岩寺址亀趺(西亀趺)
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
長7尺 |
形状 |
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所在 |
霊岩寺址 西金堂址 慶尚南道 陜川郡 佳会面 屯内里 1659 |
備考 |
亀趺(きふ)は、石碑の台石を亀の形に造ったもの
甲羅の上に石碑がのる
碑身なし
東亀趺よりこちらの方が綺麗
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霊岩寺址亀趺(東亀趺)
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
長8尺 |
形状 |
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所在 |
霊岩寺址 西金堂址 慶尚南道 陜川郡 佳会面 屯内里 1659 |
備考 |
碑身なし
西亀趺より大きい
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清涼寺石燈
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高11尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
清涼寺大雄殿前 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 黄山里973 |
備考 |
とても整っていて、バランスがいい
笠もボッテリせず、とても軽快
火袋4面に四天王像、装飾多い |
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清涼寺石造釈迦如来坐像
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高7尺 |
形状 |
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所在 |
清涼寺大雄殿内 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 黄山里973 |
備考 |
光背、台座もあり完存
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清涼寺石造釈迦如来坐像 台座菩薩像
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高2.5尺 |
形状 |
4角 |
所在 |
清涼寺大雄殿内 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 黄山里973 |
備考 |
台座は、方形
側面に2体ずつ計8体の菩薩像が彫刻されている
清涼寺はこじんまりした寺だが、庭には三層石塔もあり、石造物は
どれも素晴らしい |
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海印寺石燈
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高10尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
海印寺大寂光殿前 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 緇仁里10 |
備考 |
竿後補
本来の姿は、竿がこの3倍位長かったのでは?
火袋4面に四天王像 |
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海印寺幢竿支
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高13尺 |
形状 |
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所在 |
海印寺 一柱門右脇 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 緇仁里10 |
備考 |
一応全部揃っているが、左右の柱の姿が違う
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海印寺願堂庵前石燈
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
粘板岩 |
寸法 |
高5.5尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
海印寺願堂庵前 慶尚南道 陜川郡 伽揶面 緇仁里30 |
備考 |
火袋なし
基礎、中台、笠は、粘板岩で、他の部在は花崗岩
全体に細く、薄くとても華奢で特異な形状
粘板岩で造られた韓国唯一の石燈
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梁山市 |
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通度寺石燈
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高11尺 |
形状 |
4角 |
所在 |
通度寺 観音殿前 慶尚南道 梁山市 下北面 芝山里583 |
備考 |
火袋4角、4面大きな火口
竿も4角大面取り、中央に韓国の石燈には珍しく節がある
聖宝博物館前に石燈基礎が3石あり、こちらの方が古そう |
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通度寺奉鉢塔
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高10尺 |
形状 |
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所在 |
通度寺 龍華殿前 慶尚南道 梁山市 下北面 芝山里583 |
備考 |
用途分からず異例の形
鉢を除いて笠、火袋があれば石燈のよう |
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通度寺石幢竿
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高16尺 |
形状 |
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所在 |
通度寺 解脱門前 慶尚南道 梁山市 下北面 芝山里583 |
備考 |
石の竿が遺っている |
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通度寺幢竿支柱
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高6尺 |
形状 |
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所在 |
通度寺 解脱門前 慶尚南道 梁山市 下北面 芝山里583 |
備考 |
左右の支柱の形状が違う |
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釜山広域市 |
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梵魚寺石燈
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時代 |
統一新羅時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8.7尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
梵魚寺 大雄殿前左手 釜山広域市 金井区 青龍洞546 |
備考 |
竿後補
中台分厚くボッテリしている割に笠薄く軽快、基礎小さい |
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梵魚寺幢竿支柱
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時代 |
高麗時代 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高15尺 |
形状 |
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所在 |
梵魚寺 一柱門手前右側 釜山広域市 金井区 青龍洞546 |
備考 |
装飾なく素朴 |
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