旅行や勉強?に行った先で、古い燈籠や水鉢、石像などを集めて
みました。でも、ただ古けりゃ良いってもんでもありません。
やっぱり、姿、形が良く、品のある物がイイですね。
高さは目測、石質は推察です。アシカラズ。
中国、四国、九州編です。 |
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石燈籠の各部名称 |
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菅田庵石燈籠 (かんでんあん)new
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時代 |
室町時代 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
高4尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
菅田庵 向月亭前 島根県松江市菅田町106 |
備考 |
火袋六地蔵、中台だけ花崗岩
茶人好みの寄せ燈籠
菅田庵は、庭を自由に見学できる
眺めも雰囲気も別世界 |
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赤碕塔 (花見潟西塔)new
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時代 |
鎌倉時代 |
石質 |
安山岩 |
寸法 |
高10.5尺 |
形状 |
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所在 |
花見潟墓地 鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1245 |
備考 |
海が近く潮風の影響が強い場所だがほぼ完存
宝篋印塔の笠と宝塔の塔身
独特の形もだが、海辺におびただしい数のお墓
なかなか見られない光景 |
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早尾原八面石幢new
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時代 |
南北朝時代 暦応2 1339年 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
高7尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
大分県豊後大野市朝地町上尾原 |
備考 |
八面の板碑の上に笠と宝珠 笠と宝珠は後補
普光寺摩崖仏の見学の帰りに寄ったが
置かれた場所、バックの山並みと共に強く印象に残った
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岡山 |
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頼久寺石燈籠 (らいきゅうじ)
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時代 |
南北朝時代 暦応2 1339年 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高5尺 |
形状 |
4角 |
所在 |
頼久寺 庭園中庭 岡山県高梁市頼久寺18 |
備考 |
竿のみ旧物、庭園を造った時(江戸時代初期)に寄せ集めた物か?
火袋、中台は、南北朝時代の別物
基礎、笠は、江戸時代の物 |
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総社石燈籠 (そうじゃ)
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時代 |
南北朝時代 |
石質 |
安山岩 |
寸法 |
高7尺 |
形状 |
8角 |
所在 |
総社 本殿左脇 岡山県加賀郡吉備中央町加茂市場1567 |
備考 |
完存、火袋に六地蔵
弘安3年(1227年)の銘が刻まれいたという説があるが判読不明
本殿正面階段右脇に地蔵石仏があり、貞治4年(1365年)の銘があり
同じ頃の物か?
京都丹後系の石燈籠 |
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広島 |
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厳島神社石燈籠 康頼燈籠
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時代 |
室町時代 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
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形状 |
8角 |
所在 |
厳島神社 揚水橋足元 広島県廿日市市宮島町1-1 |
備考 |
近くに寄れない
火袋に地蔵尊、笠に蕨手なし
言い伝えによると平康頼(平安後期〜鎌倉初期)が寄進した燈籠と
いわれているが時代が合わず
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香川 |
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白峯寺石燈籠 (しろみねじ)
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時代 |
鎌倉時代 文永4 1267年 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高6.3尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
白峯寺 頓証寺殿左側 香川県坂出市青梅町2635 |
備考 |
完存、京都市内北野天満宮石燈籠に似ている
京都方面で造られた物か? |
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大水上神社石燈籠 (おおみなかみじんじゃ)
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時代 |
南北朝時代 康永4 1345年 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
高9尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
大水上神社 本殿前 香川県三豊市高瀬町羽方2677-2 |
備考 |
宝珠後補、竿太く、長い
竿に雲竜文様 |
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勝造寺十三重層塔 (石の塔、下勝間層塔)
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時代 |
南北朝時代 永和4 1378年 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
高23尺 |
形状 |
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所在 |
香川県三豊市高瀬町下勝間1532 |
備考 |
田畑の中にポツンと、類例のない石塔
基壇、基礎石の上に、方形の切石を積み上げる
朝鮮半島のせん塔(レンガのような切石を積上げた石塔)のようだ |
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福岡 |
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筥崎宮石燈籠
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時代 |
南北朝時代 観応元 1350年 |
石質 |
花崗岩 |
寸法 |
高8.7尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
筥崎宮 本殿内右手 福岡県東区箱崎1-22-1 |
備考 |
完存、近くに寄れない
もとは、京都石清水八幡宮の神宮寺大乗院の燈籠で
天正15年(1587年)に千利休が寄進したといわれている
年2回5月と9月に拝観できる
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熊本 |
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浄水寺址石燈籠残欠
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時代 |
平安時代 延暦20 801年 |
石質 |
凝灰岩 |
寸法 |
高3尺 |
形状 |
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所在 |
浄水寺址 石段登って右側 熊本県宇城市豊野町下郷り42-1 |
備考 |
竿のみ旧物
刻まれている銘から石燈籠の竿と判る |
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大分 |
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三島神社石燈籠
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時代 |
南北朝時代 暦応2 1339年 |
石質 |
安山岩 |
寸法 |
高6.3尺 竿長2.5尺 |
形状 |
6角 |
所在 |
三島神社 本殿左手 大分県宇佐市安心院町房ケ畑 |
備考 |
竿のみ旧物、珍しく6角
現在、4角石燈籠になっているが、燈籠の竿とは判らず
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