石燈籠をたずねて 関東、東北の石造品  千葉市の植木屋『千葉水石』
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関東、東北の石造品
旅行や勉強?に行った先で、古い燈籠や水鉢、石像などを集めて
みました。でも、ただ古けりゃ良いってもんでもありません。
やっぱり、姿、形が良く、品のある物がイイですね。
高さは目測、石質は推察です。アシカラズ。


関東、東北編です。
石燈籠の各部名称
東京

椿山荘石燈籠 (旧般若寺?)  

時代 鎌倉時代  石質 花崗岩、奈良石
寸法 高8.5尺    形状 6角
所在 椿山荘 三重塔脇  東京都文京区関口2-10-8
備考 完存
奈良、般若寺から流失か?
             

椿山荘石燈籠基礎 (旧般若寺?) 

時代 鎌倉時代 石質 花崗岩、奈良
寸法 高8.5尺    形状 6角
所在 椿山荘 三重塔脇  東京都文京区関口2-10-8
備考 中央の背の高い竿受けが特徴
             

書道博物館石燈籠

時代 室町時代     永禄10 1567年 石質 花崗岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 書道博物館 中庭  東京都台東区根岸2-10-4  
備考 完存?
基礎笹に覆われて判らず
笠が大きい
             

文人像 

時代 李朝時代 石質 花崗岩
寸法 高6尺    形状
所在 根津美術館   東京都港区南青山6-5-1
備考
             

文人像 

時代 李朝時代 石質 花崗岩
寸法 高5尺    形状
所在 高橋是清翁記念公園   東京都港区赤坂7-3-39
備考
             
文人像 
時代 李朝時代 石質 花崗岩
寸法 高5尺    形状
所在 畠山記念館   東京都港区白金台2-20-12
備考
             
神奈川

熊野神社石燈籠   

時代 南北朝時代   康暦2 1380年 石質 安山岩
寸法 高4.5尺    形状 6角
所在 熊野神社 入って左手  神奈川県厚木市愛甲2-20-8
備考 笠、竿、基礎旧物
             

正眼寺石燈籠 (勝源寺)  

時代 室町時代   応永4 1397年 石質 安山岩
寸法 高5尺   基礎、竿高3尺 形状 6角
所在 正眼寺 入って左手  神奈川県足柄下郡箱根町湯本562
備考 竿、基礎のみ旧物
             

春日神社石燈籠   

時代 室町時代   応永24 1417年 石質 安山岩
寸法 高5尺    形状 6角
所在 春日神社 本殿前右手  神奈川県厚木市温水736
備考 宝珠、火袋後補
             
茨城
長久寺石燈籠  
時代 鎌倉時代 石質 花崗岩、小田石
寸法 高8尺    形状 6角
所在 長久寺 本堂前   茨城県つくば市小田2716  
備考 東日本では、貴重な鎌倉時代の燈籠
竿は後補で稲田石
             

日枝神社石燈籠

時代 室町時代     永正8 1511年 石質 花崗岩
寸法 高7.5尺    形状 6角
所在 日枝神社 本殿前鳥居右脇  茨城県土浦市小野127-1  
備考 火袋後補
在銘茨城県最古の石燈籠
宝珠大きく高くバランス悪い
             
宝篋山宝篋印塔  
時代 鎌倉時代  石質 花崗岩、小田石
寸法 高8尺    形状
所在 宝篋山山頂   茨城県つくば市
備考 相輪修復跡あり
             
三村山極楽寺五輪塔  
時代 鎌倉時代  石質 花崗岩、小田石
寸法 高9尺    形状
所在 三村山極楽寺跡   茨城県つくば市小田
備考 極楽寺奥の院跡に
             
地蔵菩薩立像  
時代 鎌倉時代   正応2 1289年  石質 花崗岩、小田石
寸法 高5尺(地蔵)    形状
所在 三村山極楽寺跡に至る道脇   茨城県つくば市小田
備考 湯地蔵石仏龕(ゆじぞうせきぶつがん)高7尺
安産とお乳が出るようにと信仰されている
             
栃木

日光東照宮五重石燈籠 (五重塔型)

時代 江戸時代     承応2 1653年 石質 花崗岩
寸法 高13尺    形状 4角
所在 日光東照宮 陽明門前方左  栃木県日光市山内2301  
備考 五層石塔を模して、基礎は雪見燈籠の脚
             
群馬
宮田石燈籠   
時代 室町時代   嘉吉3 1443年  石質 安山岩
寸法 高5.5尺    形状 4角
所在 宮田不動尊  群馬県渋川市赤城町宮田1526
備考 名称がいろいろ
宮田不動尊、不動堂、武尊神社石燈籠など
説明板には、宮田の石燈籠と
             
千葉
光善寺石燈籠   
時代 室町時代     石質 安山岩
寸法 高7尺    形状 6角
所在 光善寺 本堂前  千葉県市原市市原196-1
備考 火袋、宝珠後補、基礎円形
千葉県内最古の石燈籠
                  千葉の石造品について 

             
清澄寺石幢 (せいちょうじ)  
時代 室町時代    応永31 1424年  石質 蛇紋岩
寸法 高7尺    形状 8角
所在 清澄寺 大堂(本堂)裏山  千葉県鴨川市清澄322-1
備考 大堂(本堂)裏山、妙見山中腹にあり
鴨川市周辺で採れる蛇紋岩を利用
岡山県久米郡本山寺舎利塔に似ている
             
山梨

菅田天神社石燈籠 (かんだてんじんじゃ)

時代 室町時代     応永16 1409年 石質 安山岩
寸法 高5.5尺    形状 6角
所在 菅田天神社 拝殿右脇  山梨県甲州市塩山上於曾1054 
備考 火袋、宝珠後補
山梨県に多い六地蔵幢を石燈籠に改造した物か?

武田家に代々伝わる国宝『楯無しの鎧
』は、常時公開されていない
             
山形
八幡神社石鳥居   
時代 平安時代     石質 凝灰岩
寸法 高14.5尺    形状
所在 八幡神社  山形県山形市蔵王成沢116
備考 庄内地方の石鳥居(最上の三鳥居)の中で一番安定した形
             
元木石鳥居   
時代 平安時代     石質 凝灰岩
寸法 高12尺    形状
所在 山形県山形市鳥居ヶ丘9-30
備考 全体に低く、幅広く、柱太い
貫は貫通せず、両側から差し込み
             
荒谷原石鳥居   
時代 平安時代     石質 凝灰岩
寸法 高10尺    形状
所在 山形県天童市石鳥居2-1-52
備考 貫、束がなくなっている
柱は上側すぼまっている
             
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